RGで新たにキット化されたアカツキ。
今回はSEED DESTINY名義のオオワシユニット装備として登場しました。
メッキキットという事もあり価格は8,800円です。
付属品は「72D5式ビームライフル ヒャクライ」、「試製71式防盾」、右銃持ち手、持ち手、平手、
そしてビームサーベル刃2本の他にアクションベース7一式が付属します。
シール類はRGなのでリアリスティックデカールが付属。
余剰パーツですが一部RGストライクのパーツが流用されていて、使わないパーツもそこそこありそちらが余ります。
今回ですが金色の装甲は全てメッキパーツで構成されています。
メッキも3種類ありイエローゴールド、カッパーゴールド、それにつや消しカッパーゴールドとなっていて変化が付けられています。
最近のRGでは古いキットのバリエーションを除き、ごく一部にしか使われなかったアドヴァンスドMSジョイントですが
今回はRGストライクなどに使われたMSジョイント3が流用されていました。
ただ使うのは腕と脚(足首除く)、腰のフレームとなります。
「ガンダムSEED DESTINY」よりRGでキット化されたアカツキ。
存在感抜群の特殊装甲「対ビーム防御・反射システム ヤタノカガミ」は豪華な金メッキで再現されています。
今回は大気圏内用装備のオオワシユニットが付属していてエールストライカーのようなシルエットを見栄え良く再現しています。
久しぶりにアドヴァンスドMSジョイントが多用された新作キットとなりますがプロポーションは見直され
HGCEや新しいRGなどと並べても小さく感じないバランスになっています。
各所のディテールもアレンジされより複雑なディテール&面構成になっています。
金メッキなので少しわかりにくいですが情報量もかなりの物。
キットの構造ですがほぼ普通のプラなものの、アドヴァンスドMSジョイントはABSなどが使われています。
全身の派手なメッキですが大部分が光沢のギラっとしたメッキのため動かす際は手袋など指紋がつかないようにする物を用意した方が良いと思います。
また各所の装甲の大部分はアンダーゲートが採用され極力ゲート跡が目立たないようになっていて見栄え良く仕上がるようになっていました。
もちろん機体の配色も成型色で十分再現されていて若干見えるフレームに翼や武器などの細かい色分けも成型色で再現。
また赤色はメタリックレッドの成型色となっていて
白色や黒色のパーツはグロスインジェクションで艶のある仕上がりでした。
オオワシを外した姿。
もちろんオオワシは簡単に外せますし、シラヌイユニットもプレミアムバンダイで受注されました。
頭部アップ。各部位はHGと比較していきます。
頭部は最新の格好良いバランスになりアンテナなどもかなりシャープになり
センサー類や砲口もしっかり色分けされています。
ツインアイはシールを貼らなくてもパーツ分割で色分けされています。
胴体のアップ。全体的にディテールが増え、形状が複雑になっています。
またリアアーマーなどはかなり長めのバランスになっていました。
背面のパック接続穴ですが3mmジョイントではなく、RG仕様のため長方形のダボに対応したタイプです。
コクピット部分は開閉可能。背面のスラスターも若干可動します。
ちょっとスラスターが干渉しやすいですがRGストライクのパックも背面に装着可能でした。
肩アーマーは少し短めかつ太めのバランスになりました。
フレーム周りもしっかり色分けされています。
もちろん合わせ目は段落ちモールド化されていて、今回は上の装甲が一部開くギミックがあります。
腕部の形状はより複雑な面構造になりました。
また今回はしっかりした握り手や平手が付属しています。
もちろんこのあたりも合わせ目は出ません。
腰部分にはサーベルグリップの他ライフルも装着可能。
また腰のカバーを跳ね上げればスタンド用の3mm穴が出てきます。
腰アーマーはサイドとリアに裏打ちあり。
腰のフレームはMSジョイントが流用されているため軸穴がスイングするギミックがあります。
脚部はより長くなり太腿などのボリュームもある今風のバランスになりました。
各スラスターダクトもしっかり別パーツ化されフレームなどのディテールも細かいです。
また膝を曲げると装甲が連動するギミックがあります。
ふくらはぎのスラスターカバーは肩と同じく跳ね上がるように展開します。
足裏はつま先が若干可動。
肉抜きはなくスラスターのようなモールドも色分けされていました。
続いてオオワシユニット。
こちらもかなりディテールにアレンジが加えられより鋭いシルエットになりHGと比べると大型化しています。
翼なども細かく色分けされホワイトやブラック部分も成型色で再現。
また合わせ目もディテール化されビーム砲も迫力ある造形になっています。
背面のスラスターもより精密な造形になり大型化しています。
ノズルはジェットエンジンのような細かいディテールが入っていて見応えあります。
キャノピー部分は開閉可能。
主翼もスイングと回転が可能で大きく動きを付けられます。
可動範囲など。胴体周りは首含めて大きくスイング出来る構造。
肩も引き出して跳ね上げればかなり動きます。
またオオワシユニットを接続しても十分腕は上がりました。
腰は横にもスイングできますし、肩の前後スイング幅も広め。
脚部は股関節は十分動きますが接地は並です。
膝は連動ギミックがあったりしますが深く曲がります。
一部パーツを流用しているRGストライクと。
全てのフレームを流用している訳ではないので全高は結構高くなりプロポーションも結構変わっています。
HG オオワシアカツキと
大きさは結構変わっていてHGCEなどに合わせたサイズになりました。
またメッキの色味も濃くなっているのが印象的。
オオワシを取り付けた状態でも
シンプルな箱型のような部分はより複雑な形状にアレンジされスタイルもスマートですが力強さも感じるバランスになっていました。
オオワシユニットは単体でももちろん飾れます。
下面にスタンドジョイントあり。
変形は今までと変わらず機種を跳ね上げるようにして折り曲げビーム砲の位置を調整するだけです。
武器を装備させて。
本体と同じく武器類もHGと比べると大型化しています。
スタンド穴は腰になったため脚を閉じたりもしやすく安定しやすいですが
抜き差ししているうちにちょっと緩くなりやすい印象。
また翼は折りたたむ事も出来ます。
オオワシの場合ビーム砲が支えになるため自立は問題なかったです。
「72D5式ビームライフル ヒャクライ」
センサーが色分けされている他全体的にボリュームアップ。
もちろん銃剣のようにサーベルを装着できるのは変わりませんがビーム刃は汎用サーベルパーツになりました。
右手のみですが銃持ち手がありしっかり持たせる事が出来ます。
RGという事もあり合わせ目はディテール化されています。
銃剣のようにサーベルを装着。
サーベルはガタつかずしっかり固定できます。
ただ専用のエフェクトから汎用のエフェクトになったのでちょっと寂しい感じもありました。
「試製71式防盾」こちらも造形面は大きく進化していて裏面のディテールなども迫力あります。
また色分けもされていてこのあたりもかなり見栄え良くなっていました。
固定ですが前腕のジョイントに固定して手首は軽くグリップを握らせる形となります。
L字型のジョイントは可動するため向きなども調整可能。
造形もシャープになり細かい色分けまでしっかり再現してあるのは嬉しいですね。
「73J2式試製双刀型ビームサーベル」
こちらは連結時でも中央がぐらつかずまっすぐ固定できました。
もちろんそのまま引き離して分離状態にする事も可能です。
「73F式改高エネルギービーム砲」
こちらはアームを展開し前方に向けたら砲身を引き伸ばしてグリップを引き出す事が出来ます。
グリップは横方向にも回転可能で様々な向きに対応出来ます。
アームの長さも十分で余裕を持って構える事ができます。
HGだと脇の下に抱えるような感じで窮屈だったのでこれは良いですね。
肩を脹脛を展開させて。
展開ギミックはそこまで派手ではなくわずかにシルエットが変化するぐらいです。
黒背景でも。
プロポーションなどは洗練されているのですが、MSジョイントを流用している関係で動かしていると股関節などが重さに負けるようになってしまいました。
オオワシの重さで腰も後ろに仰け反りやすいです。
個体差も多少あると思いますがそのうち調整が必要になるかも。
プレミアムバンダイで受注されたシラヌイユニットにはゼウスシルエット接続パーツが付属するそうなので
SEED FREEDOMの姿を再現したい場合はそちらと組み合わせて再現するようになっていました。
最後にRG フォースインパルスガンダムSpecIIやHGCEデスティニーガンダムSpecIIと。
並べても遜色のない大きさになりました。
以上RG アカツキガンダム(オオワシ装備) レビューでした。
RGでキット化されたアカツキですが眩い金メッキが美しく、3色のメッキで細かい表情が付けられていて
アンダーゲートも多用されているためゲート跡も気にならず美しい仕上がりになっていました。
もちろん当時のHGと比べると造形や色分けなども大きく進化していて細かい部分の作りやギミックなどはさすがRGと言った印象です。
またサイズアップしているため今のHGCEやRGと並べても問題ないサイズになっているのも嬉しいですね。
シラヌイパックやゼウスシルエットにしてみるのも楽しみですがMSジョイントを流用している関係で股関節などは結構緩くなりやすい印象だったのでそのあたりは少し調整した方が良いかも。