超合金 MSN-04FF サザビーのレビューです。
全身。福岡の立像、RX-93ff νガンダムが登場する映像内に登場した、新武器ダブル・ホーン・ファンネルを装備したサザビー。そちらを装備させず通常のサザビーとして飾ることも可能。
顔。本体は特にアレンジなどはされていないのでオリジナル通りの造形。
造形はシャープかつフォルムも良好。発光ギミックがあるせいか、モノアイが少し大きめな点だけちょっと気になりました。
モノアイは顎下のダイヤルを補助棒で動かすことで左右に可動させることが可能。ただ非常に動かしにくく普通にカバーを開く形式の方が良かったです。
背部のスイッチを入れることでモノアイとメインカメラを発光させることが可能。
構造上モノアイよりメインカメラの方が強く光るのと、やはりモノアイが大きい点はちょっと気になる感じでした。
各部位など。本体造形もオリジナル通りで、体型やディテールなどもバランス良好。超合金は大体成型色中心ですが、今回はある程度の部分がメタリック塗装になっており、見栄えもある程度良かったです。
腰回り。ただ成型色の一部は普通に素組のプラモみたいな質感で、ちょっと勿体ない感じでした。
腕や足。肩関節が引き出しっぱなしみたいな見た目になってる点は残念でしたが、肩アーマーや四肢はサザビーらしくごつめのバランスになっており格好良かったです。
前腕内側は引き出せるようになっており、収納されたビームサーベルの柄を取り外し可能。ただこちらは収納用でサーベル刃の取り付けは出来ず、そちらは別に付属。
背中。
ファンネルコンテナは上下左右に可動。プロペラントタンクはボールジョイント接続ですが、少ししか動かなかったです。
ファンネルは個別に取り外し可能。ただコンテナが開くギミックは無く、取り外しもちょっとやりにくい感じでした。
なおライトアップギミックのスイッチや電池入れなどはバックパックのカバーを外した所に。
可動は首はそこそこスイングしますがあまり顎は引けず。腰にスイングもダブル・ホーン・ファンネルの重量を考えてか若干程度。肩は水平まで上げることが可能。
肘膝は深く曲げることが可能。股関節は可動域自体は広いですが、フロントアーマの干渉があって前にはあまり動かず。横には大きく動き、接地性も良かったです。肩は45度程前に曲げることが可能。
オプション。
エフェクト類一式。一番大きいエフェクトは端から端まで約35㎝ほどという凄まじいデカさ。
台座一式。
補助台座やジョイントなど。
ライフル、シールド装備状態。
後ろ。
ビームショットライフル。こちらも成型色ですが、ほどよくディテールやマーキングが入っていて見栄えはそこそこ。
フォアエンドは前後に可動。
シールド。こちらは造形は良いですが、色のせいか成型色の質感がちょっと目立つ感じでした。
裏側。裏にはビームトマホークを装備。
先端のミサイルを外して、トマホークの取り付け位置をずらせば、ビーム刃を展開した状態にすることも可能。
ダブル・ホーン・ファンネル装備状態。元々のサイズが大きいこともあって全高35㎝程というかなりのサイズ感に。
ダブル・ホーン・ファンネルはファンネルを外したコンテナに取り付け。コンテナ基部の可動を使って、前後左右に動かすことが可能。
グリップを展開、ジョイントを取り付けて肘の穴に差すことにより手持ちも可能。
専用エフェクトも付属。前述の通りこちらもすさまじい長さで、肩はクリック関節ながら補助無しで角度維持させるのは無理でした。
エフェクトは塗装はされて無いものの造形が細かくリアル。
専用のジョイントと補助台座を使って連結させて単体で飾ることも可能。この状態も先端は補助支柱で支えるのが必須でした。
後部のカバーは展開が可能。
超合金らしく武器ホルダーを使って武装などを台座に纏めることが可能。
ダブル・ホーン・ファンネルは支柱無しで補助台座と接続し、
台座横に展示する方式。
サザビーのコクピットブロックを持った超合金 RX-93ff νガンダム用交換用右手首も付属。
超合金 RX-93ff νガンダムと。どちらも元々大きめサイズですが、サザビーの方は背負い物のボリュームが凄いのでかなりの迫力に。
超合金 RX-93ff νだけだと分かりにくいのでメタルビルドエクシアやROBOT魂RX-78とも。
適当に何枚か。
可動は前述の通りちょっと癖がある感じですが、肩回りはよく動き、ライフルの両手持ちも楽に可能。
ビームトマホーク。ダブル・ホーン・ファンネルのエフェクトは厳しいですが、こちらくらいなら問題なく角度維持が可能。
腰は30度程回転可能。首は一回転可能でした。
発進時のバックショット。接地性が良いのでこちらはしっかり決まる感じでした。
ダブル・ホーン・ファンネル装備。
エフェクト装着。なお浮かせた状態でエフェクトを付け、前傾姿勢を取らせると台座ジョイントが外れて落下するので注意が必要。
これくらいの角度ならエフェクトを付けたまま浮かせられますが、時間が経つと危険そうなので、エフェクトを付けたままの長時間展示は止めた方が良さそうでした。
連結させて射出。
RX-93ff νガンダムと対決。腕に装備させる時も補助支柱は必須。補助支柱はジョイントを使って支柱に取り付け可能。
サザビーのコクピットブロックも付属。
終わり。以上、超合金 MSN-04FF サザビーのレビューでした。
肩関節が引き出しっぱなしみたいな見た目になってる点と、一部の成型色の質感はちょっと気になりましたが、今回はそこそこの部分がメタリック塗装になっており、プロポーションやディテールの造形、マーキングなども良く、サイズによる迫力もあって、ハズレが多い超合金ガンダムシリーズの中ではだいぶ満足度の高い出来でした。
可動もやや癖はあるものの、接地性など重要な部分はしっかりしているので特別不満は無く、ダブル・ホーン・ファンネルのギミックやエフェクトも凝っていて、ダイキャスト使用率もかなり高いので、個人的には46,200円という高めな価格も仕方ないと思えるくらいの内容にはなってました。
次の超合金ガンダムシリーズはガンダムEXということで、見本の写真が陰影をつけまくってるあたり、危なげな雰囲気が漂ってますが、そちらも良い出来であって欲しいところです。